五郎山・光前寺・中曽根の権現桜 2005/04/25 |
桜花には遅い時期ですが、行き先も定めずに出かけました。 でも実りあるドライブ・散策になり、得した気分です。 高遠城址の葉桜を横目にして、勝間の枝垂桜を遠く眺め、地図を頼りに五郎山(ごろうざん)へ登りました。頂上まで徒歩15分の場所に狭い駐車スペースがあると聞いて利用し、麓の登山口から登らずに済みました。 人影なく、ひっそり静かな山です。 山頂には、織田軍に攻められて壮絶な死を遂げた城主仁科五郎盛信像がありました。この山には城主を慕う農民によって密かに埋葬された墓もあるそうです。 思いがけぬ収穫は、空に虹色の帯を初めて見たこと。 後日やま先生の掲示板カキコミで知りましたが、珍しい現象のようです。 ここから駒ヶ根の光前寺まで足を延ばすことにしました。 枝垂桜が丁度満開でゆっくり散策。 ヒカリゴケは肉眼でよく見えるのにカメラの眼で見ることに失敗。 カメラの故かウデが悪いのかその原因はわかりませんが・・・。^^; 帰途夕闇迫る頃、また寄り道をすることにしました。 箕輪町中曽根の桜見物です。 盛り過ぎでも残り花くらいはあろうかという程度の思いでしたが、尋ね尋ね着いて驚きました。 ライト・アップされた古木の満開の花が強い風に揺れて暗闇に浮かびあがり、息を呑む美しさ。 見物人は我々二人だけ。 帰宅後インターネットで調べ、次のことがわかりました。 県天然記念物に指定された巨木で樹齢千年、権現桜として親しまれている。 県下2番目の古木。 樹高18m、胸高周囲10m。 |